小さな我が家の庭で咲いたばかりのネジバナを見つけました。芝生の間からポツンポツンと生えてきています。
お茶を習うようになって、こういう可憐な花に、より魅力を感じるようになりました。
20年ほど前に自宅を建てたとき、芝生しかなかった庭に最初に見つけた花がこのネジバナでした。
集合住宅から一軒家への引越し。初めてのマイホーム、初めての庭。
ようこそ、我が家へ!という気持ちで、見つけたとき何だかとても嬉しかった。
当時夫は単身赴任中。私は仕事とワンオペ育児の真っ最中で、庭の手入れも中途半端。せっかく生えてきたんだし、雑草として抜いてしまうのがもったいなくて、しばらくそのままにして楽しんでおりました。その後、赴任先から戻ってきた夫がガーデナーになってからはあまり見かけなくなり...。夫のおかげでほかの植栽が豊かになったので、私もそれほどネジバナに関心がなくなった、というのもあります。
今回調べたらネジバナは野生のランだそうで、茶花としても使われているそう。まだ咲いたばかりでねじれてもいませんが、ガーデナーに刈り取られる前に切り花にして楽しむことに。
活けてから、夫にネジバナの思い出を伝えたら
「良かったね。俺に踏みつけられる前で。」
え〜、踏んでたんかーい!
確かに踏まれたと思われる形状のネジバナもあったなあ。
庭の管理者が夫である以上、ネジバナの肩ばかり持つわけにはいきませんが、たった3本でも室内で愛でることができて嬉しかったです。
ようこそ、我が家へ!