還暦記念の「ざ びぼうろく」THE備忘録 

目にとめてくださり、ありがとうございます。還暦を機に、これまでの想いやこれからのことを毎日書いていきます。

ガン友たちのために、ターバンを試作しました。

ヘアターバン

ロスターバンというらしいです

 ガンで化学療法のために髪の毛が抜けて、しばらくの間ウィッグのお世話になる友人が私のまわりには何人かいます。先日、そういう友人たちとショッピングに出かけた時、ヘアターバンを売っているお店に入ったら、皆興味津々の様子。

 

 聞くと、ウィッグの分け目に抵抗があり、それをやんわり隠したいのだとか。かといって帽子をかぶれる職場ばかりではないので、そうなるとターバンが良いのだそう。

  

 ふ~ん、そういうものなのね・・・。知らなかった。

 

 私も一緒になって店先でターバンをしげしげと見ていたら、自分にも縫えそうな気がしてきました。ガン友たちも私になら縫えるとけしかけて?きます。

 

 私は早期発見のおかげで化学療法のお世話にはならずに済んでいますが、困っている仲間には何かお手伝いしたいと常々思っています。それが自分の好きな縫物で実現するのであれば、なおさらです。

 

 帰りに100円でカゴに積まれていた藍染めハギレ地を買ったので、早速はじめてのターバン作りに挑戦。

 寸法より生地が小さいのでつなぎ合わせて大きくし、それでも生地が不足していたので家にあったバティック生地も追加して、何とか2つ試作品を縫いました。

 秋にガン友同志でバザーをやる予定もあるのですが、こういうものは欲しい人がいるから売れると友人たちは言います。そうなると、大量生産が必要。楽して早くきれいに縫いたいわけで・・・。今回はネット上にある縫い方を参考にしましたが、もっと簡単に縫う方法があるのではと自分なりに考えるのもまた楽し。

 

 とりあえずの試作品をガン友たちにLINEで見せたら、かわいい、欲しいという人が複数いたので、嬉しかった。そういう声を励みに頑張ろうと思います。お次はもっと伸びる生地であれこれ試してみようかな。

 

 ちなみに完成品を自分の頭につけてみましたが、あまりにも似合わないので吹き出しました。弥生時代のイメージ図に出てくる人みたいになっちゃう。

 ミーシャさんみたいに高々と巻くことはできないけど、もう少しおしゃれにつけられないもんかな、私・・・。