子宮がん検診の結果を聞きに、レディースクリニックへ行きました。完全予約制なのですが、診察室に通されてから10分くらい待ちました。
ドクターの声が隣室から聞こえてきます。聞き耳立てるわけじゃないけど、聞こえてきちゃうものはしょうがないよなあ…。
「イライラするのはね、結局自分の正義を貫こうとするからだよ。みんな自分が正しいと思っているから、それに合わせてこないとイライラするんだよ。一度、自分の正義から離れてみたら?案外、自分の旦那も職場の人も、自分のために考えてくれているってことに気づくかもよ。…」
まあ、確かにそうだよね。自分が正しいって私も思っちゃってる!
このおっさんドクター、いいこと言うよな。だから人気が高いクリニックなんだろうとは思うけどね。
私も最初にこのクリニックに来て、自分の更年期不調を訴えたときに
「へー、そんなにたくさんのことしてるの。頑張ってるじゃない!」って言われて、心から嬉しかった。自分の頑張りを認めてくれる人ってそうはいないから、同世代のおっさん(じゃなかった、ドクター)に褒められて泣きそうになりました。
それ以来、通い続けております。
さて、私の検診結果は異常なしということで良かったのですが、
「卵巣がんと乳がんは同じ遺伝子だからね。卵巣がんは症状に気づいた時は結構大変になっているから、予後が悪いんだよね〜。」
初期に自覚症状が全くないというのが卵巣がんの特徴だそう。
「検診の3ヶ月後に突然発症しているなんていうケースもあるからさ、とにかく1年に1回は診せてよね。」
そんな、3ヶ月で発症だなんて!
1年に1回の診察でいいんですか?と突っ込もうとしたら
「だからと言って診察の回数増やすっていうのもねえ。」とドクター。
考えてみれば自分が乳がんになった時も、年に1回の検診で発見され、全く自覚症状がないまま、手術したんだっけ。
確かに明日交通事故に遭遇するかもしれないし…未来はわからん!
ということは、毎日毎日を悔いなく過ごすしかないってことですかね。