夫が施設にいる義母に会いに行った帰りに買って来たお土産の中に、納豆汁の素がありました。
おー!冬はやっぱりこれです!
昔は義母がよく作ってくれました。懐かしい。
納豆汁の素というのは、味噌味がついたひきわり納豆で、薄い味噌汁を作ってこの素を加えれば納豆汁が出来上がるのです。
茨城県育ちの私は納豆大好き。納豆には多少のこだわりもあって、黒豆の納豆のような新顔は苦手。納豆のタレより、醤油派。そしてやっぱり小粒がいいです。子供の頃はほぼ毎朝、刻んだ長ネギ入りでよ〜く混ぜた藁づと(わらづと)納豆を食べていました。口臭なんか気にしていなかった!
今1番好きなのは「しょぼろ納豆」。納豆の中に、醤油やみりんで味がついた切り干し大根の刻んだものが入っています。味がついているのでそのままご飯に載せます。ネバネバと歯ごたえが同時に味わえるのもお気に入り。納豆に刻んだたくあんが混ざっている感じと言えばご理解いただけるかな?
さて納豆汁を作るときの具は、豆腐、油揚げ、こんにゃく、わらび、なめこ。仕上げに刻んだ長ネギとセリを加えます。出来立ても美味しいのですが、翌日再び温めて食べるのもいいんです。ドロドロ状態がたまりません!ちなみに夫は当日食べる派なので、翌日に持ち越す場合は私だけが担当。焼いたお餅を入れても美味しいんです〜。
今回はわらびの水煮も一緒に買って来てもらったので(夫よ、気が利くじゃん)、他の材料は近所のスーパーで入手したのですが、セリは売っていませんでした。夫の郷里のスーパーなら、納豆汁の素の隣にはセリが必ず置いてあるのに…。義母が作る行程を脳内で復習。最後の仕上げに刻んだ長ネギと、ざく切りにしたセリを加えているのを今でもハッキリ覚えています。あちらの台所で学んでおいてホント良かった。
まあ仕方ないので、今回はセリ抜きでこしらえます。
それにしても納豆汁を食べるには気温が高すぎるかも。
もちっと(茨城弁 もう少しの意)寒くなってくんない(くれない)かなあ。