いつもの茶道稽古仲間が皆さんお休みだそうで、私1人のお稽古?!かと思っていたら、先生のお知り合い、Hさんが参加されました。
初対面のHさんですが、何と私と同学年。茶道はだいぶ長く続けられているそうで、漂う雰囲気がエレガント!がさつな自分とは大違い…苦笑。
早速、茶花を活けるお稽古から始まりました。
外は大雨。その中を先生が朝から色々なお花を揃えてくださいました。Hさんはマンション暮らしだそうで、自宅での園芸は出来ないのだそう。先生のお庭からたくさん花が揃えられたことにいたく感激されてました。
それぞれが好みの花器に花を活けますが、「野にあるように、活けるのが大切」と先生。オレンジ色のキスゲを手に取りましたが、難しそうなのでパス。アオイやネジバナを活けようかと悩んでいたら、Hさんが隣でどんどん活けていきます。とにかく楽しそう!
先生が活け方の本を貸してくださったので、それを見ながら私も頑張って活けました。
最後に活けたお花の感想をお互いに述べるのだそうですが、Hさんも私も無言。「白いアオイとオレンジ色のキスゲを一緒に活けたのはちょっとうるさい感じかな?」と先生。活けたHさんが頷いていました。私は心の中では「カゴが印象的なデザインだから、カゴに負けないように華やかな花が2輪でも良いのでは?」と思っていたのですが、どうやらそういうことではないのですね。またお勉強させていただきました。
次に平花月をやりました。本来は5人は必要なのに、3人でやるので大忙し!Hさんは花月も意欲的です。私はまだ数回しかやったことがないのでしどろもどろですが、Hさんも少しは間違いこそすれ、始終落ち着いています。途中のお点前も優雅で美しい。見習うことがたくさんありました。
お稽古終わりに先生がピザをご馳走してくださってから、同世代のHさんとの女子トークが炸裂。先生も交えて3人でおしゃべりが止まらず、気がつけばもう夕飯の支度の時間!いっぱい笑ったし、やや喋り疲れましたが、雨上がりの空のように心はスッキリ!です。
先生にもご都合がおありだろうと、お稽古終わりにさーっと帰ってしまうこともありますが、こうやって日頃の想いをそれぞれ話したり聴いたりし合うのも、たまには良いかもしれません。