還暦記念の「ざ びぼうろく」THE備忘録 

目にとめてくださり、ありがとうございます。還暦を機に、これまでの想いやこれからのことを毎日書いていきます。

華奢って、どこを指すんですか?

ボディ

理想と現実

 向かって左のボディは撮影用で、右側は縫製用です。

 

 撮影用は実物の私よりだいぶスリム。縫製用はもちろん実寸です。

 縫製用は腕もほぼ実寸で、学生時代に自作。当時から、二の腕はかなりふっくらと作りましたが、今ではそれが非常に役立っています!

 型紙を合わせたり、縫製途中で様子を見たり、縫製用ボディは無くてはならない相棒でかれこれ40年も使っています。あとになって中年体型へと補正も加えてあるので、本当にリアルボディです。

 

 それぞれに、同じカットソーを着せるとその差は歴然。

 実寸の縫製用は裾にかけて広がるAラインとなり、お尻が大きいのが一目瞭然…。お尻だけでなくお腹もふっくらですけどね。

 そして袖から出る手首、こちらも実寸はしっかりとしています。

 二の腕を隠してはいても、全体の腕の太さがなぜか想像できてしまう…

 

 その点、撮影用ボディは見事なバランス。ぜい肉など全くありません。もちろん手首も細い。指先も長い。いわゆる「華奢」なんです。

 

 縫い終わって縫製ボディに着せてサイズをチェック→完成の喜び

 次に撮影用に着せて、モデルイメージでチェック→夢の世界

 そして自分で着てみて、本当のフィット感を体感します。

 

 ちなみに、かっこよく撮影したいがために、自分用に縫った服を着せる時は、あちこちつまんで着せる時もあります。ちょっと詐欺みたいな気分にもなりますが、モデルさんに着てもらったらどんな風になるのか知りたいし、理想形は捨てたくないし…。

 

 こうやって、理想と現実を行ったり来たりしながらのソーイングを楽しんでいます。

 それにしても、私の身体に「華奢」という語句があてはまる箇所ってあったかな?

 若い時は鎖骨がキレイとか言われたような気もしますが、最近は靴屋さんで

 「足の甲が薄いですね〜」って言われました。

 これって、華奢ですねーって褒められたことになるのかなあ?