バレエ鑑賞の帰りに外食しました。上野ならやっぱりここかなあ?ということで「じゅらく」へ。昔々、親にに連れて行ってもらった記憶がうっすらあるような、ないような?
さてメニューを眺めて、目に留まったのは「大人のお子さまランチ」
ナポリタン、オムライス、海老フライ、ハンバーグ…ご丁寧にシンボルの旗まで立っています。
昭和世代には憧れのメニューが全部載っています。夫も私もこれにしました。
何から食べようかな。いつもは「まず野菜から」なんていう体重を気にした食べ方をしてますが、このメニューにそんなルールは似合わないぞ!
ということで、揚げたて熱々の海老フライにレモン汁絞って、タルタルソースを載せて、かぶりつきました。
うんまー!
大人の、だからタルタルソースが付いているのかなあ。子どもの頃の私だったら海老フライはウスターソースだったはず。タルタルソースの美味しさがわかる大人になってホント良かった。(って、だいぶ大人なんですけどね…。)
日頃、コレステロール値を気にして卵を敬遠しているくせに、今日は無礼講。オムライスもいっちゃえ!
まあ上品なお味。ケチャップ味もほどほど。卵からはバターのいい香りも。食べながら笑みが止まりません。ウフフ。
そして洋食屋で外せないのはナポリタン。やや焦げたケチャップってご馳走じゃね?って思うのは私だけですかね。アルデンテ?そういうのは今日は要らないのよ。モチモチ感が美味しいの。
ハンバーグもまあ手頃な大きさだこと。しっかりとした弾力。今流行りの肉汁があふれるだの、そういうのは昭和じゃないのよ。客に媚びることがないような、昔ながらの感じがいいです…。
などなど、脳内にオキシトシンだかアドレナリンだかいっぱい出してガツガツと堪能していたけれど、あれれ?途中でも満腹になってきちゃった。
オムライス半分残して、終了です…情けない…。
「もう、食わないの?」と夫。頷くと、皿の向きをくるりと自分の方に向けて、私が残したオムライスをペロリと平らげてくれました。
今も成長が止まらない?夫には、カロリーが高すぎるよ…とも思いましたが、この日は残さずに済んだので感謝です。
食べ切れる量だったら嬉しいなあ。私には「大人の」じゃなくて「マダムの」お子さまランチが良いのかも。あ、「老婆の」でもいいんですけどね。そういうの、気にしませんから。