「家の柿、持ってきたからあげる。」と高校時代の友人が帰り際にくれました。
こんなワイルドな柿を見たのはホントに久しぶり。ヘタの間から虫が出てきそう。葉っぱも枝も、絵に描きたいほどの存在感です。
翌朝、食べてみようと皮をむきましたが、結構深く痛んでいるところもあって、皮をむくというより切り落とすという作業。1つは硬めで、もう1つはゼリー状に柔らかくなっていました。私は迷わず硬い方をチョイス。柔らかい柿は苦手・・・。夫は柔らかい柿も食べられるとのことで、仲良く分けることができました。
郷愁を感じさせるほのかな甘み。子どものころはこういう柿ばかり食べていたのになあ。
私はいつから、傷ひとつない実がしっとりした柿を食べるようになったんだろう?
しかも種が1つも入っていないものは4つ割りにするときにノンストレス!最初は驚いたけど、今では種無し柿にも慣れっこになってしまって、感激も薄くなってしまいました。
今回の柿は昔を思い出して切り分けました。硬い方には種が1つ、柔らかい方には4つ。ワイルド柿に種が少ないのもあるということにはちょっと驚きでした。
友人は鈴なりに実がなっている柿の木の画像を送ってきて「もっと食べたかったらまたいつでも言ってね。」
彼女も、この年齢になって実家の柿の実に興味がわいて、今回初めて収穫したそうです。若い時には見向きもしなかった身の周りの細々(こまごま)としたことに気がつくようになったのも、年齢を重ねたせいでしょうかね。
その日の夕方、3月まで勤務していた学校の仲良し教諭からLineがあり、「一太郎玄のソフトはどこにありますか。インストールしたい人がいるんですけど・・・。」
予算請求していた端末が入ったのかな?
それにしても、まだ一太郎使う人がいるんだなあ・・・。一太郎人気、恐るべし。
ただ、玄は2013年頃の製品。今更それを使います???確か廃棄したはずだけど。
一太郎=縦書きというイメージもありますが、国語教員であっても一太郎不要という人は結構多い時代。一太郎を欲しがるのはワープロ機からの転身世代でしょうね。再雇用の教員かな?
文字に合わせて罫線がひけるあの操作性が手放せないのか、それともその昔、一太郎で作った教材をずーっと使いまわしているとか?
「一太郎Proとかいうのが確かあったはずです。例の場所の引き出しに・・・。」と返信をしましたが、昔ながらの柿と一太郎、どちらも昭和感たっぷりだなあと思った一日でした。